不眠症とは?

不眠症で悩んでいる人は最近増えています。その日つらいことがあって悩んでいたり、翌日の楽しみで興奮して眠れなかったりする一過性のものは誰でも経験があるでしょう。しかし眠れない日が続くと疲れが取れなかったり、日中眠くて生活や仕事に支障が出てくるようになります。このような症状になればもうそれは不眠症と言えるでしょう。

不眠症には4つのタイプがあります。1つ目は入眠障害です。布団に入ってもなかなか寝付けず、早く寝ないと翌日に支障が出ると困ると焦り余計に眠れなくなるというものです。このようなタイプの不眠症に悩まされている人はたくさんいるのです。

2つ目は中途覚醒です。眠りについたのはいいのですが、夜中に何度も目が覚めてしまうという症状です。3つ目は睡眠障害です。自分ではきちんと睡眠がとれていると思っていても、朝の寝起きが悪かったり、日中の眠気がひどいなどの症状があります。そして4つ目は早朝覚醒です。高齢の方が加齢とともに朝早く目覚めるようになったというものとは少し違い、体が疲れているのに朝早くから目が覚め、その後は眠れない状態になることです。

どのタイプにしても睡眠が十分にとれていないと、日常の生活に支障をきたすことになり倦怠感や食欲不振などの体調不良やイライラなど精神の不安定にもつながります。そこで不眠症を改善するにはどのようにすればいいのでしょうか。睡眠中には浅い眠りと深い眠りが90分おきに繰り返されています。このリズムを維持するには自律神経の副交感神経を優位にして興奮状態を抑え、リラックス状態にすることが必要になるのです。

しかし睡眠時間になっても脳が興奮してしまうことで眠れなくなってしまうのです。そのようにさせる原因はいくつかあるのです。日中の過度なストレスを引きずっている場合、生活リズムが不規則で交感神経と副交感神経の優位性の交代がうまくいかない場合、就寝前に強い光や音で刺激を受けた場合、カフェインの入っている飲み物を就寝前に飲んだ場合、一日中家にいて動かず体内リズムが狂っている場合、うつ病などを患っていて不安やストレスを強く感じている場合などです。

そこで対策としては、刺激物を飲食したり、刺激を受けるようなことをなるべくしないようにし、落ち着いた心身で眠りにつくようにします。また日中なるべく外に出て太陽の光にあたり、適度に運動をするようにし体を適度に疲れさせるようにします。体を疲れさせないような布団や枕を使うようにすることも大切です。さらに催眠作用がある牛乳を温めて飲むのも良いでしょう。そしてうつ病などの病気がある場合は専門医の治療を受けるようにします。